胡蝶蘭の植え替え方法！

胡蝶蘭はその優雅な花姿が魅力で、多くの方に愛されています。しかし、美しく健康な状態を保つためには、定期的な植え替えが欠かせません。

らん太郎

今回は、胡蝶蘭の植え替え方法を私が実践したやり方をご紹介します。

新しい水苔やハサミなどを準備していただき、植え替えを始めていきましょう。

鉢から胡蝶蘭を取り出し、植え替えの中で一番大事な根っこの処理を行います。

根っこの処理の写真がありますのでご確認ください。

根っこの処理が終われば水苔を使って、鉢に植えていきます。

新しい環境に慣れるまでの１週間から10日ぐらいは水を与えず、胡蝶蘭を落ち着かせましょう。

植え替えのタイミング
植え替えに必要な道具
植え替えする時の注意事項6選
植え替えの手順
植え替え後のケア
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まとめ

植え替えのタイミング

胡蝶蘭の植え替えは、通常2〜3年に一度が目安です。特に4月〜6月春にかけて行うのが理想的です。
その後の生育が良くなります。
今回、私は6月中旬に実施しました。

植え替えタイミングのサイン

根が鉢からはみ出している
用土が劣化し、水はけが悪くなっている
葉が黄色く変色している

植え替えに必要な道具

準備する物は以下の通りです。

植え替える胡蝶蘭
素焼きの鉢(再利用もOKです)
胡蝶蘭専用の水苔（培養土）
消毒済みの剪定ばさみ（刃先をアルコールシートで拭くor火であぶる）
消毒用アルコール
水苔を水に濡らしほぐすための入れ物(入れ物はアルコールシートで拭く)

らん太郎

用意する道具はトータル1000円ぐらいですね

植え替えする時の注意事項6選

適切な時期: 植え替えは花が咲き終わった4月末から6月が最適です
　　　　　花が咲き終わった後に行いましょう（冬の場合は植え替えます）
肥料の使用: 植え替え直後は肥料を与えないでください。新しい根が出始めたら肥料を少量与えましょう
水やり: 植え替え後は水やりを控えめにし、根腐れを防ぐために土が乾いてから水を与えます
根の扱い: 植え替え時に根を傷つけないように注意します
環境の調整: 植え替え後は直射日光や強風を避けるようにします
病気の予防: 湿気が多いと病気のリスクが高まるため、通気性の良い環境を保ちます

植え替えの手順

準備

　素焼き鉢と水苔を用意し、剪定ばさみをアルコールで消毒します。　　
　水苔を濡らしながらほぐします。

らん太郎

今回は水苔50g〜60g使用しました

鉢から胡蝶蘭を取り出し

　胡蝶蘭を鉢から慎重に取り出し、古い土や枯れた根を丁寧に取り除きます。
　根はデリケートなので優しく扱いましょう。

らん太郎

鉢と古い水苔が密着していて、結構大変な場合があります。

根の処理

　枯れた根や黒ずんだ根を剪定ばさみで切り落とします。健康な根は白くしっかりしています。

水苔を使用して植え替え

　水苔を軽く絞って、テニスボールくらいの大きさ（鉢のサイズで変更必要）にして、根を広げながら下から押し当てて水苔を固定します。

　胡蝶蘭を挟むように両方から新たな水苔を追加します。

　胡蝶蘭を鉢の中央に置き、水苔を側面にしっかり密着させるように水苔を押していきます。
　その際に、ウォータースペース（水しろ）を意識しても良いとでしょう。　　　　

水やり

　新しい環境に慣れるまで水やりを控えめにしましょう。
素焼きの鉢の場合、少し経過すると鉢が水苔の水分を吸収し湿ってきます。
１週間〜2週間ほどで鉢が乾燥しますので、鉢が乾燥後であれば水を与えても問題ないでしょう。
乾燥が気になる場合は、霧吹きなどを使用して葉をを湿らせる程度で問題ありません。
環境に慣れていない時に水を与えすぎると胡蝶蘭が弱ってしまい失敗するので注意が必要です。